神戸ルミナリエ中止に代わり「光の聖堂」を設置

神戸ルミナリエ組織委員会は4日、新型コロナウイルスの感染防止対策で中止としたルミナリエの代替事業「光の聖堂」を12月4~13日に開催する。

東遊園地(神戸市中央区)に光の聖堂を設置。市内の屋外ビジョンなどで、過去のルミナリエ作品などの映像を、復興の願いを込めた曲「しあわせ運べるように」をBGMを挿入して放映される。

 光の聖堂「カッサアルモニカ」は高さ11メートル、直径7・6メートル。イタリアから寄贈され2004年から毎年、建てられている。

「1・17希望の灯(あか)り」では今年新たに寄贈された「希望のアーチ」が装飾される(高さ4.7m、幅2.8m)

物販などのブースは設けず、混雑時は入場制限を検討し、点灯時間は定めず、午後9時に消灯する。

神戸ルミナリエ組織委員会では19年度の決算も発表。天候に恵まれたことにより、会場での募金が増えて約900万円の黒字になった。次年度に繰り越されることになる。

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