神戸どうぶつ王国 レッサーパンダらに冷たいプレゼント

神戸どうぶつ王国(神戸市中央区ポートアイランド)では、夏真っただ中の連日猛暑の続く中、暑さに弱い動物たちに、飼育スタッフたちの愛情こもった冷たい食べ物の贈りものがプレゼントされます。

同園に暮らすレッサーパンダ3頭(アジアの森エリア)には、特別にスタッフ特製のリンゴアイス(氷)がプレゼントされ、おいしそうに舐めていました。

レッサーパンダは、中国南西部からヒマラヤにかけての標高1,500m~4,800mの森林や竹林に生息しているために暑さがとても苦手。そこで暑さを乗り切ってもらうために、今年は特別に飼育スタッフ特製の愛情のこもった「リンゴアイス」をプレゼントされることになりました。

同園のレッサーパンダはオスのレモン、メスのヒナ、スズの姉妹野3頭でわんぱくであったり、おとなしかったり、食いしん坊であったり、さまざまな個性を持っています。

レッサーパンダは、森林伐採や農地拡大などの影響で生息数が激減していっています。



またアフリカの湿地エリアでは、飼育されている21頭のワオキツネザルのは「おやつ氷」がふるまわれます。おやつ氷は擦りリンゴジュースを凍らせたもので、気持ちよさそうに舐めていました。

ワオキツネザルは、マダガスカル島に生息し、尾は胴体より長く名前の由来にもなってる黒と白の輪の模様が特徴。社会性の強い母系集団で暮らします。




同じアフリカの湿地エリアでは2頭のサーバルキャットのも、今度は鶏肉の入った「おやつ氷」がふるまわれます。氷の塊を落として割り、氷をくわえて移動したり、うまく取り出したりしながら食しています。

サハラ砂漠以南のアフリカに生息し、鳥を捕まえるために、2~3mの高さまで跳ぶことができるそうで、ネコ科の動物では珍しく、穴を掘って地中にいるネズミなどを捕まえるそうです。



※それぞれのおやつプレゼントは13日より一般公開されますが、三密を避ける意味でも時間は特に指定されていませんのでご注意ください。

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